クロノグラフ列記解説編 |
クロノグラフの4番車(動力源)と秒積算計を結ぶ輪列の方式には、「キャリングアーム式」と「スインギングピニオン式」の2種類に大別できる。
「キャリングアーム式とスインギングピニオン式の相違点は、クロノグラフへの動力の伝え方の相違」と言える。
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キャリングアーム式 Venus150 |
スインギングピニオン式 Venus170 |
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では、「キャリングアーム式」と「スインギングピニオン式」の仕組みはどうなっているか?
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上から見た歯車の簡略図 |
横から見た歯車の簡略図 |
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上から見た歯車の簡略図 |
横から見た歯車の簡略図 |
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上から見た歯車の簡略図 |
横から見た歯車の簡略図 |
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上から見た歯車の簡略図 |
横から見た歯車の簡略図 |
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機械の画像や歯車の簡略図でも判るが、「スインギングピニオン式」は「キャリングアーム式」よりも部品点数が少なく、精度こそ求められるが、やや簡略化された構造である。
よって、以下の利点が生じる。
一.生産時間短縮により、量産化が可能。
ニ.部品点数削減により、部品購入費が低下。
三.小型化。
実際、仕上げが同レベル名場合は、スインギングピニオン式の機械を積んだクロノグラフは、キャリングアーム方式のクロノグラフよりも安い価格設定であった。
一部を除いて、普及機的な価格設定であった。
#普及機とはいえ、通常の中三針の時計と比較すると、1.5〜2倍以上の価格であり、時計としては高価であった。
尚、BOVETが使用したValjoux77を使用したスインギングピニオン式のクロノグラフの価格は、Valjoux92やVenus170搭載のクロノグラフよりも高価であった。
「スインギングピニオン式だから廉価」という図式は、必ずしも当てはまらない。
スインギングピニオン式と比較し、キャリングアーム方式は、構造上
一.動作の確実性。
二.部品の耐久性。
三.見た目のおもしろさ(個人的に)。
という、3つの点で優れている。
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機械画像 |
機械名称 |
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Vuenus170 |
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Valjoux77 |
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Valjoux92 |
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Valjoux7750 |
「キャリングアーム式」と「スインギングピニオン式」のクロノグラフの仕組みが、御理解いただけただろうか?
実は、書いている私自身が、一番判っていないのかもしれない(爆)。
あなたは人目の、さらにクロノグラフが欲しくなった人です.
2000/11/8 御新規
2000/11/18 「キャリングアーム式の利点」追加
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